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おせっかいな店内放送(2)

March 4, 2017

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店内放送、第2弾。

第1弾でも書いたように、開店や閉店のお知らせ以外にも、

「ランチタイムのお知らせ」「駐車場の案内」「ペット持ち込み禁止案内」

「禁煙案内」などなど、一日中定時放送は続く。

タイムスケジュールを見ると、だいたい10分に1回は何かが流れるようになっている。

百貨店では、ここに「生放送」の案内が挿入される。

店内に流れるBGMが3曲続けて聞けない計算になる。

都度、音楽はブチ切れ、イライラする。

「ごゆっくり、素敵な一日をお過ごし下さい」とかなんとか言っておいて

それをさせてくれない。

 

だいたい放送の内容を見ると、おせっかいなものか、的を得ていないものが多い。

 

例えば、ランチタイムのお知らせ。

「ただいま正午。○○で素敵なランチタイムはいかがですか?

 ぜひ、○○階レストランフロアにお越しくださいませ」

 

いやいや、飯ぐらい言われなくても食べますから。ほっといてください。

こちらにもスケジュールがあるんで、いま来いって言われても困るんですけど。

だいたい、行ったらどこも長蛇の列じゃねーか。

いまは大変混み合っております、って案内してくれた方がまだマシ。

 

例えば「禁煙案内」

「当店は全館、禁煙となっております。おタバコをお吸いの方は喫煙所をご利用ください」

 

あっ、しばらくタバコ吸ってなかったこと思い出しちゃったじゃねーか。

せっかく忘れてたのに。喫煙所がどこにあるのかも一緒に教えてくれよ。

だいたい、いまどきタバコに「お」つけるなよ。

 

例えばペット持ち込み禁止。

これはそもそも、入り口でなんとか対処すべき問題で、店内放送で促すものではないので論外。

なーんてことはわかっているはずなので、万が一何か問題が発生した時、

当店では、ちゃんと禁止のコメントを放送しています、っていうアリバイだ。

禁煙放送もしかりですね。

 

例えばクリスマスギフトのお知らせ。

「もうすぐ、クリスマス、、、、」 知ってますよー。それぐらい。

 

例えばバーゲンのお知らせ。

「ただいま当店では、○○セールを開催中!」

 

バーゲンだから来てるんですけど。。。

 

例えばエスカレータ注意案内(エスカレータで流れている放送)

「エスカレーターにお乗りの際は、黄色い線の内側にお立ちになり、

 ベルトにおつかまりください。

 よい子のみなさん!エスカレータでは走ったり、遊んだりしてはいけませんよ」

 

たぶん、「よい子のみなさん」は、遊んだりしないでしょう。

流すんだったら、「おいこら、悪ガキ!そこで遊んでるんじゃねーぞ」って

読み直した方がいい。これもアリバイコメントの代表例。

 

また、上の例では省いたが、多くのコメントには以下のような定型文が加わる。

 

「本日は、○○百貨店にご来店いただきまして、まことにありがとうございます。

 ご来店のお客様に、ご案内申し上げます。

 

(本文)

 

 本日は、○○百貨店にご来店いただきまして、まことにありがとうございます。

 引き続き、お買い物をお楽しみくださいませ」

 

いやいや、長い長い。

これをまたゆっくり読むからさらにイライラする。

そして、肝心の本文の内容が全く記憶に残らない。

 

現状のような定時放送だったら、無い方がよっぽどスマートな

ショッピングシーンをつくることができる。

接客サービスの向上にも影響が出る。

最終的に、心地いい空間であったことが記憶に残り、再来店につながっていく。

何でもかんでも流すのをやめて、本当に必要なことを、

もっとシンプルにさりげなく、センス良く演出してもらいたい。

 

開店とか閉店が重要であるならば、いっそのこと、

もっとエンターテイメントな演出に変えたらどうだろう。

開店とか閉店、その言葉自体が堅く事務的なので、

開店をオープニング、閉店をエンディングと呼ぶだけでイメージが違ってくる。

そもそもインスト音楽+ナレーションではワクワクしないので、

テーマソングで華やかに幕をあける。

エンタメにすればキャラクターも設定できるし、多角的な展開も期待できる。

だいたい、2~3分の開店案内を店内で流して、何人の人が聴けるのだろう。

開店を今か今かと並んでいた一部の人にすぎない。

で、この人たちは目的がはっきりしているので、一目散にその売り場に直行。

放送なんか聴いちゃいない。

やるんだったら、エントランス付近を舞台に見立てて、

ショーやパレードをやるぐらいのエンタメ性を演出したほうがいい。

そこにオリジナリティのあるストーリーを展開させ、

音だけでなく、光の演出、噴水やフォグ、香りのカーテンをつくってもいい。

これらを徹底して設計、演出することが、五感で感じる商業施設を生むに違いない。

 

もし実現できたら素晴しい。

 

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